新しい畳表には作業や梱包でついた小さい針穴や折り目が残っていることがありますが、キズではありません。自然に消えますのでそのままご使用ください。
熱いお湯で絞った雑巾を家具の跡に載せ、アイロンをかけてください。その後、風をあててしっかり水分を乾かします。
畳の上にじゅうたんを敷くのは、せっかくのイグサの呼吸を止めるようなもの。掃除も行き届かず、ダニやカビの原因になります。新しい畳の香りと感触を存分に味わってください。素足で歩くと、畳表にツヤも出て生き生きとしてきます。
掃除機をこまめにかけて、ダニやダニの餌になるものを吸い取りましょう。普段から室内の換気を良くし湿気をこもらせないようにしましょう。年に1~2回畳干しをするとダニ退治できます。
それでも気になるようでしたら畳屋さんに相談してください。畳と床の間に敷く防虫・防湿シートもありますし、当店の新規藁床畳には防虫加工のシートを表との間に入れています。
濡れ雑巾などで拭き取らないようにしてください。そのまま拭くと畳の目の中にカビが入ってしまいます。出来れば日光にあてて干した後で、ブラシをかけて、カビを浮き上がらせてから、掃除機で吸い取ります。さらに消毒用のアルコールを布につけて拭き取り風を通して乾燥させてください。
周囲の焦げを削り、穴を畳の色に近い木工用ボンドで固めます。透明のセロハンテープを小さく切って貼っておくといたみは、広がりません。